歯周病の進み方と症状
2018.06.08
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STEP.01
歯肉炎
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歯周病は、まず歯肉が炎症を起こす「歯肉炎」から始まります。
歯肉が腫れると、歯と歯肉との間の溝(歯肉溝)が深くなり「歯周ポケット」ができます。この深い溝には歯垢が溜まりやすく、取り除きにくくなります。また、歯周ポケットは酸素が届きにくいので歯周病菌が増えやすくなります。
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STEP.02
歯周炎
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歯肉炎を放置しておくと歯周病菌が増え続けます。炎症が歯根膜や歯槽骨まで広がります。この状態を「歯周炎」と呼びます。
歯周炎が酷くなると歯を支える役割をしている歯槽骨が溶ける症状が出始めます。
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STEP.03
歯が抜ける
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歯槽骨が溶けると支えを失った歯がグラつきはじめます。
この段階になると歯茎も痩せて下がっていくので「歯が長くなった」ように見えるはずです。
さらに治療をしないで放っておくと、最後には歯が抜け落ちてしまいます。